和装の際の下着はどんなものがいい?
- 卒業式・入学式
- 2024.03.22
卒業式・入学式でお着物を着る機会も多い季節かと思います。
普段着なれないだけあって、いろいろ不安な点もあるのではないでしょうか?
今回は店頭でもご質問の多い
『和装の際の下着はどんなものが適しているのか?』
についてご紹介したいと思います!
和装着用時でのおすすめの下着とは?
素肌の上に着る下着。どんなものがいいかわからないけど……訊きづらいなんてこともあるかと思います。
【和装ブラ】
しっかり胸周りが固定される為、一番着崩れになりにくい下着になります。
ただ普段から和装の方以外は、お持ちの方は少ないかと思います。
【スポーツブラ・ノンワイヤーブラ】
着物着用の際に紐等で締め付けられても、下着の固い部分が少ないため痛くなりづらいです。
洋装でも着用できる下着なので、わざわざご用意いただく必要なくお持ちの物をご使用して頂けます。
【ヒートテック・シャツ】
寒い季節でも、補正のタオルが重なることで想像より暖かい事もあります。
あまり保温性の高いものだと脱いで調節ができないため、注意が必要です。
またお袖の長いシャツを着られる場合は、写真撮影等で袖口からシャツの袖が見えてしまわないよう気を付けてください。
お着物は衣紋を抜いて首の後ろ隙間ができます。シャツが見えてしまうので首後ろが詰まったものはNG。
大きく衿元開いたものをご用意ください。
*後ろ姿だと衣紋を抜いた姿がよくわかりますね*
下着と裾よけ・肌襦袢 何が違う?
上記で紹介しました下着……通常洋装でも着用する下着とは別に裾よけ・肌襦袢を通常お着物使用の際は着ます。肌襦袢とは下着の上、長襦袢の下に着る白い肌着です。タイプは主に2種類あり、裾よけと肌襦袢で別れたセパレートタイプ・裾よけと肌襦袢が一つになったワンピースタイプの2種類があります。
【セパレート】
メリットとしては2つに分かれているので、着丈の調整ができる点。
お着物の下から裾よけがはみ出す……といった心配も少ないかと思います。
調節ができるので、身長に関係なく着て頂けますね。
【ワンピースタイプ】
メリットは1つ用意するだけで、肌襦袢・裾よけとしての使える点。
他にもお腹周りに紐が無いため、お腹の圧迫が少なく楽です。またワンピースで一つながりとなっているため、お手洗いの際に裾よけ部分だけ引っ張って着崩れる事もありません。長時間お着物を着られる場合は特におすすめです。
デメリットとしては着丈の調節ができません。特に低身長の方だと下に裾よけのレースがはみ出してしまうかもしれませんね。
最後に
いかがでしたでしょうか?特別な日をより素敵に過ごせるよう、参考にして頂ければ幸いです。
当店のネットレンタル衣裳はお着物を借りて頂いた方には(下着は記事を参考にしてご用意ください)長襦袢・裾よけ肌着の小物類等着付けに必要な物がすべてそろってお届けさせて頂きます。
↓お着物を着る機会がある方はこちら
カネマタ ネットレンタル(全国どこからでもネットでご予約・発送可能)
→ 卒業式袴