【成人式】黒の無地振袖で黒ロリ・ゴシック・ゴスロリ風コーデアレンジまとめ
- 振袖
- 2025.09.06

一生に一度の成人式。
振袖とはいえ、自分の一番好きなファッションで、とことん行きたいですよね。
そこで今回は、「ゴスロリ」「黒ロリ」をテーマに、振袖や小物、またそれらを使ったコーディネートをご紹介していきます!
紹介したお品は全てレンタルしていただけるので、気になった方はお気軽にお問い合わせください。
目次
そもそも「ゴスロリ」「黒ロリ」とは?
まず、ゴスロリとは、「ゴシック・アンド・ロリータ(Gothic & Lolita)」、黒ロリは「黒いロリータ」の略です。
どちらも「ロリータファッション」の一種で、レースやフリル、リボンといった華やかな装飾に、パニエで膨らんだスカートなど、露出を控えた、まるでお人形さんやお姫様のような可愛らしいシルエットが特徴です。
ピンクや白、赤などのガーリーな色味がロリータの基本になる中、あえて黒をメインにしたロリータが、その名の通り黒ロリに分けられます。
ゴスロリは、そういった装いに、ロココ時代やヴィクトリア朝のヨーロッパ文化を思わせる要素が取り入れられています。
これにより、どこか怪しげで幻想的な「ゴシック」ならではの雰囲気が加わり、独特の世界観を演出しています。
色使いも決して、黒だけではなく、ゴシックな雰囲気であれば、白やボルドー、ネイビー、濃い紫なんかもOK。
大事なのは、耽美さや優雅さ、ロマンチックでいてダークな雰囲気が感じられることのようです。
黒ロリとゴスロリ、よく似ているんですが、微妙に違うんですね。
服装以外では、メイクの違いが分かりやすいのではないかと思います。
(少女っぽい可愛らしいお人形さんメイクだと黒ロリ、ヴィジュアル系っぽい やや不健康そうなメイクだとゴスロリになるようです)

画像引用:Wikipedia(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B4%E3%82%B7%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%BB%E3%83%AD%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%BF)
実際にご利用いただいたお客様のコーデ
では早速、実際のお客様のコーデを見てみましょう。
こちらです!
かわいいですよね~!
余計な色を入れずにモノトーンで統一したコーディネートに、パールやリボンをたっぷり付けたツインテールがマッチしていて、めちゃくちゃ可愛いです!
バッグはご自身のを持ち込んでくださったのですが、これがまさかのワンちゃん型!
胸元に抱えていただくと、本当に抱っこしているようで撮影の時、スタッフ一同ニコニコで見守ってしまいました。
お洋服の赤いチェックも映えて、良いですよね✨
手元は、指抜きタイプのレースグローブ。
ネイルも、レースの模様も、よく見えて指先まで素敵でした。
ご着用いただいたのは、こちらの振袖。
No.1032…お値段、サイズなどはこちらから
レースの生地と、ジャガード生地が切り替わる、珍しい無地振袖です。
こちらを、お嬢様のお好みに合わせて、生成りのレース帯、パールの重ね衿、レースのリボン付き半衿などを、コーディネートさせていただきました。
こう見比べてみると、全然違う物に見えてくるので、着物って楽しいですよね😊
そこで! 次の章ではお客様のコーディネートを参考に、さらにアレンジをしてみました!
さらにアレンジコーディネート!
お客様にご利用いただいたコーディネートがこちら。
黒と生成りや薄いベージュを生かしたコーディネートでした。
こちらをベースに、さらにアレンジを加えてみたのがこちら。
小物の色を白系で統一して、より白と黒のコントラストがハッキリ出る組み合わせにしてみました。
また衿元には、レースの重ね衿だけでなく、幅広のレースを上から被せて、よりレース感が強く出るようにアレンジ。
帯も白とゴールドの模様の出る繊細な雰囲気のお品を選んでみました。
袖口から覗いているのは、グローブの代わりの付け袖です。
ちょっとした姫袖っぽい感じが味わえる、可愛いアイテムでオススメ!
また、付け袖は黒でもいいなと思ったので、黒の段フリルにしてみたりもしました。
お色が黒だと、遠目で見た際より袖の一部感が強くなって、スッキリしつつ可愛い気がします♪
アレンジバージョン、いかがだったでしょうか?
お好みに刺さったなら嬉しいです😊
次の章では、別の振袖でもゴスロリ、黒ロリコーデにチャレンジしてみました。
他の振袖ででもゴシックロリータ風コーディネート!
白い振袖でもゴスロリアレンジ
黒のイメージが強いゴスロリ。
ですが、冒頭でご紹介させていただいた通り、必ずしも黒一色なわけではなく、ゴシックの要素や雰囲気があれば他のお色もOK。
なので、ゴシックらしい耽美さや優雅さ、それでいてダークな雰囲気のある振袖で、ゴスロリコーデにチャレンジしてみました。
それがこちら。
白地に裾だけ黒のグラデーションになったバラ柄の振袖です。
No.678…値段やサイズなどについてはこちら
生地全体にバラの模様が織られていて、光が当たると薄っすらと浮かび上がります。
(画像一枚目の向かって左側の袖の下部分が、分かりやすいと思います)
柄の要所要所には、シルバーの箔が使われていて、決して派手過ぎない、さり気ないゴージャスさと華やかさを演出してくれます。
和、というより全体的に洋の雰囲気が強いお着物なので、ゴスロリアレンジにチョイスしてみました。
コーディネートとしては、帯を黒地のレース素材に、衿元にブラウスっぽいスタンドカラーの付け衿+レースリボン付きの半衿でロリータらしい可愛らしさを出してみました。
小物の色味を黒で統一してスッキリさせる代わりに、重ね衿や帯揚げにもレースとフリルをプラス。
ゴシックらしいダークっぽさと、ロリータらしい可愛らしさのバランスを取ってみました。
またお気づきでしょうか?
実は裾から少し覗いているのは、プリーツスカートです!
和装用に着やすく作られた物で、洋風に仕上げるのであれば、こういったアイテムもオススメです♪
ブーツやヒールの足元にも合いやすいと思います。

ブーツを合わせた振袖コーディネート例
ちなみに、こちらの振袖をゴシックロリータとは関係なく、振袖としてご着用いただくと、こんな感じ。
小物で黒を採用しているのは同じながら、素材感の違いや差し色で鮮やかな赤を取り入れている分、モードっぽいスタイリッシュなコーディネートになっています。
こちらも実際のお客様をご紹介させていただきました。
素敵に着こなしていただいて、ありがとうございます!
黒に紫のバラ柄振袖でゴスロリアレンジ
続いて、黒地に紫のバラ柄振袖でのアレンジバージョン。
こちらは、よりロリータ要素の強い仕上がりになりました。
小物を黒と藤色に絞り、孔雀の羽模様の帯でちょっとミステリアスな雰囲気に、フリルの重ね衿とリボンの形した帯揚げで可愛らしさをアップしました♥
実はこちらの振袖コーデは、お客様から「マイメロディとクロミちゃんの振袖コーデを見てみたい」というリクエストをいただいて着付けてみたのものです♪
クロミちゃんらしい、可愛らしさと小悪魔っぽさを表現できていたら嬉しいです。
使用した振袖No.675…価格やサイズなどについてはこちら
ちなみにこちらをゴシックロリータとは関係なく、振袖としてご着用いただくと、こんな感じ。
帯がシルバーになった分、明るく柔らかい印象になっています。
差し色も濃いめのローズピンクにしてメリハリのある、女性らしいコーディネートに。
こちらも可愛いアレンジ♪
素敵に着こなしていただいて、ありがとうございます。
ゴスロリ・黒ロリで振袖を着てみたい方へ
いかがだったでしょうか?
振袖での黒ロリ、ゴシック・ロリータ風の着こなしのパターンをご紹介させていただきました。
正直なところ、コスプレ用品のメーカー様などで袖の形が着物っぽくなったワンピースやドレス、下がスカートになった着物といった、「黒ロリ」っぽい、「ゴスロリ」っぽい衣裳が、色々なところで安く販売されていると思います。
ですが、そうではなく、せっかくなら一生に一度の記念としてしっかり着ていただきたい!思い出に残る大好きな一着になってほしい!という思いから、今回の特集を書かせていただきました。
参考になったなら、嬉しいです。
ご紹介したお品は、実際にレンタルしていただける物です。
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「この着物を着たい」「ここはもっとこういう色にしたい」などご要望ありましたら、お気軽にご相談ください。
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