卒業式、袴の過ごし方!トイレはどうする?
- イベント
- 2020.02.04
卒業式は袴で参加するという方が多いですよね。
ですが着慣れない袴では、着崩れなども気になり普段と同じ動きも難しく感じるもの。
例えばトイレに行くにしても、裾が長い袴ではどうしたらいいか困ってしまいます。
そこで今回は袴での着崩れしない過ごし方やトイレはどうしたらいいのか、などをご紹介致します。
【袴の着崩れしない過ごし方】
〇着席するとき
椅子に深く着席してしまうと、着物にシワが寄ってしまう可能性があります。そのため、椅子に腰掛けるときは浅めに座るといいですよ。
また座った姿でさえも綺麗に見えるように、背筋はしっかり伸ばして座りましょう。
〇乗車するとき
乗車するときは、荷物で服装が汚れないように注意しましょう。
また背もたれに不意に倒れかかってしまうと、着崩れの原因にもなるので十分注意しましょうね。
〇階段の昇り降り
階段を昇るときは、袴や振袖の裾を踏まないようにしっかりと持ち上げて昇りましょう。
転んでしまうと、汚れるだけでなく怪我をする恐れもありますよ。
そして階段を降りるときは、後ろ側の裾を持ち上げましょう。
【袴でのトイレの行き方】
普段はトイレ時に服装を気にすることはあまりありませんが、袴や振袖(二尺袖)を着用しているときは注意が必要です。
袴や振袖(二尺袖)の袖はいままで意識したことがない場所にあるので、気がついたら汚れてしまっているということもよくある事。
また雨の日は床が濡れていることも多く、着物が濡れてしまうことがあります。
可愛い色の組み合わせを選んだにも関わらず、服が濡れて色が変わってしまうなんて悲しいですよね。
〇トイレで気崩れない方法
①まずは振袖(二尺袖)の袖を帯の内側に入れます。これはトイレをしているときや手を洗っているときに、袖が濡れないようにするためです。
②次に袴のなかに裾をいれるように袴裾を持ちあげ、袴裾の後ろひだ伸ばして前に入れます。このとき前方に屈むことになるので、化粧が着物につかないように注意しましょう。着物の裾をまくりあげて帯の中に入れます。
③トイレから出たら着物、袴の裾を帯から外に出し、汚れていないか、折れ曲がっていないかを確認しましょう。このとき振袖の袖を出すと手を洗う時に汚れてしまう可能性があるので、まだ帯のなかに入れておきましょうね。
④手を洗い終わったら振袖(二尺袖)の袖を外に出しましょう。袖を外に出したら、鏡で再度確認しましょうや(み
【その他の気をつけるポイント】
〇腕の上げ方
腕をそのまま上に上げてしまうと、服がぴたっとしていないため、人によっては肩の周囲まで振袖が下がり二の腕が見えてしまいます。逆の手で少し裾を持ち上げ、振袖がめくれないようにしましょう。
〇落とした物を拾うとき
また物を床に落としてしまったとき、そのまま拾ってしまうと着物や袴の裾が床に触れてしまい、着物が汚れてしまう原因になります。
しっかりと着物の裾を持ち上げ、綺麗な状態を保ちましょうね。
いかがでしたか?
袴が汚れてしまうと、せっかくの卒業式を心から楽しめませんよね。
綺麗な状態を保てるように、当日の動きには注意しましょう。
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