国際ホッキョクグマの日

２月２７日は「国際ホッキョクグマの日」でした。

地球温暖化により絶滅の危機にあるホッキョクグマの現状を広く知らせるため、動物保護団体である「Polar Bears International」が制定しました。

フォトグラファーのKerstin Langenburgerさんが撮影し、ＳＮＳに投稿した写真の衝撃は３年経った今でも、すさまじいものです。

愛らしい顔つきとは裏腹に大きくガッチリして、アザラシが主食というだけある体格をしているのがザ・ホッキョクグマのイメージでしょう。
それがガリガリに痩せ細った姿はまるで別の生き物で、薄気味悪さすら感じました。

車にクーラー、電気のある生活は便利で快適な一方、このような悲劇があるかと思うと悲しいものです。
スイッチを押す時、この姿を絶えず忘れずにいたいと思います。

 

シロクマの日で卒業式袴のコーディネート

何だか湿っぽくなってしまったので、貸衣裳屋的にシロクマの日を着物のコーディネートで考えてみました。

まずは着物選び
２月２２日の「猫の日」は猫柄の着物があったので迷いませんでしたが、シロクマの着物や小物はちょっとな・・・（七五三の男の子用被布でシロクマの人形付きの被布はあります）

ホッキョクグマ＝白のイメージですが、真っ白な着物もそうそうないんです。

振袖であれば白地に金のみで柄が描かれたものがありますが、ギラギラした感じがシロクマじゃないな・・・と断念

それならば発想を変えて、アイスの「白くま」ならどうだ！と思いコーディネートを組んでみました。

それがこちら

白地にオレンジ、赤の花が描かれた二尺袖に紺の柄入り袴を合わせました。

オレンジを着物の柄と重ね衿で
チェリーの濃いピンクは帯で
あずきは花のエンジから
パイナップルは巾着で取り入れました。

袴の紺は、カップの青を意識していて、星柄の袴は無かったので桜の柄入りで代用しています。
アイスの「白くま」らしさも卒業式の袴としても成立したかなと思います。

いつものコーディネートだと帯にゴールドか黄色、赤辺りをオススメするので濃いチェリーピンクもいいなあと新鮮でした。

 

皆様は「シロクマの日」をどう過ごされたでしょうか？
地球環境を考えるきっかけになったのなら素敵ですね。

 

 

使用衣裳一覧

二尺袖Ｎｏ．７２４　白地に花柄　古典　￥２７，９００

袴Ｎｏ．３５５　紺　花柄　￥９，０００

 

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