寒い日の卒業式!袴の上に何を羽織る?
- 卒業式用袴
- 2019.12.24
卒業式に着る袴の準備は始めていらっしゃいますか?
卒業式は3月に行われることがほどんどですが、3月はまだ寒さが残ります。
着物だけだと、外に出たとき寒くて辛いですよね。
今回は、そんな時に袴の上から着られる上着をご紹介していきます。
【袴の上から着られる上着】
◯羽織り
やはり、袴に一番合うのは羽織です。
羽織の特徴としては、真ん中辺りに羽織紐がついておりその紐を結んで着ます。
羽織には、長羽織と中羽織があります。羽織の丈が膝より上の短い丈の羽織を中羽織。膝より下くらいの長さなら長羽織といいます。最近は丈の長い羽織が多くなっています。
羽織は、コートではないので部屋の中での着ることも可能ですよ。
◯道行(みちゆき)
道行は襟もとが四角くなっているのが特徴で、女性用の和装コートです。
着物の上に着ますが、着物にあうように作られた道行はまっすぐなデザインの為、羽織ほどしっくりこない場合があります。
道行は無地や無地に近い柄であれば、フォーマルな場所に着ていくことができるコートです。但しコートですから、室内に入ったときは、脱ぐようにしましょう。
◯和装ショール・ストール
着物は首回りが開いているため、首回りに巻くショールやストールがあれば暖かいですよ。
3月は真冬ではないですが、当日がとても寒いようなら振袖の時に使ったファーのストールもいいと思います。
着物にしか合わないストールやショールもありますが、着物にも洋服にも合うようなものも多いので、1枚あれば便利ですよね。
〇持っているものでの代用
手持ちの洋服のポンチョやショール、大判ストールを巻いて上着替わりに代用することもできますよ。
ポンチョやストールは袖を通さないので、着物の袖を心配する必要がありません。
購入する場合も洋服用のショールやストール、ポンチョなどを購入した方が、後に着る機会は多いと思います。
いかがでしたか?
3月はまだ肌寒いことが多いので、サッと羽織れるものを用意しておくと急な気温の変化にも対応できますよね。
他のお出かけの時にも使用できるようなものを見つけてみましょう。
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