卒業式に振袖はダメ?袴と振袖、どちらがいいの?
- 振袖
- 2020.02.23
卒業式といえば袴、というイメージが強いですよね。
ですが、成人式で使った振袖や、お母様から受け継いだ振袖を着たいという方も中にはいらっしゃるはず。
その場合、袴と合わせず振袖だけで着るのはOKなのか、浮いてしまうのではないかと不安もありますよね。
そこで今回は、卒業式に振袖を着ても大丈夫なのか、そして振袖のメリットなどについてご紹介していきます。
【卒業式に振袖だけはNG?】
結論からいうと、袴と振袖どちらを選んでも問題ありませんよ!
卒業式は、学校を卒業できたことのお祝いとお世話になった先生方や保護者の方へ感謝の気持ちを伝えるための式典です。心から礼を尽くした服装であれば、どちらを選んでもマナー違反ではありませんので安心してください。
袴と着物、どちらも素晴らしい礼服ですので両方にメリットがあります。卒業式は何度もあることではありませんので、自分の好きな方を選択するのが一番です。
【振袖のメリット】
〇正礼装
改まった場に出るときには、その場に合った服装で参加するのがマナーとなりますが、
卒業式もフォーマルな格好で参加すべき1つの式典。学生たちが学校を卒業し、新たな一歩を踏み出すための大切な儀式なのです。
未婚女性にとって振袖は、もっとも格式が高い第一礼装なので、卒業式に着るにはふさわしい礼装だと言われています。
〇華やかさがある
様々な儀式がある中でも、卒業式はお祝い事の1つですよね。
そんなハレの日にシンプルすぎる衣装では、少々寂しさを感じさせてしまうでしょう。
しかし振袖は袴とは違い、足元までしっかり柄があるものが多く、帯の結び方などで華やかさも演出できますよね。
袴も同じ和装だと言っても、第一礼装の振袖とでは華やかさも品格も違います。
だからこそ一生に一度の記念となる卒業式にはうってつけの衣装だと言えますよ。
〇他の人と被らない
やはり卒業式は袴を着る方が多くを占めると思いますが、逆に言えば、振袖は他の人と被らないということです。
女性らしさや振袖の華やかさで、オシャレさんな印象を持たれるかもしれませんね。
【受け継いだ振袖は、そのまま着よう!】
お祖母様やお母様から受け継いだ振袖を着たいと言う場合は、袴を合わせずそのまま着るのがおすすめです。
裾模様が立派な振袖も、袴と合わせると隠れてしまいますよね。
大切に着られてきた振袖は、そのままの良さを活かして大切に着てあげましょう。
いかがでしたか?
卒業式は礼装であれば問題はなく、袴じゃないといけないということはありません。
とても華やかな振袖も、卒業式にはピッタリです。
ご自身の好きな装いで、大切な日を過ごすことが一番ですよ。
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