実際のところ入学式や卒園式に着物は浮くのではと感じている方が多いようです。
確かに洋服の方が安くて経済的という考えもありますが、入学式や卒業式は子供にとって晴れの舞台、お世話になった先生をはじめ様々な人々が集まるお祝いの場でもあります。
卒業式もほとんど終わったこの時期。次にあるお子様の行事は入園、入学式ですよね。
その式で着る、お母様の服装はお決まりですか?
最近の入学式ではスーツやフォーマルなワンピースで出席される方も多いですが、着物で出席しているお母様を見て素敵だなと思う方も多いはず。
そこで今回は、入学式にふさわしい着物についてご紹介します。
実際のところ入学式や卒園式に着物は浮くのではと感じている方が多いようです。
確かに洋服の方が安くて経済的という考えもありますが、入学式や卒業式は子供にとって晴れの舞台、お世話になった先生をはじめ様々な人々が集まるお祝いの場でもあります。
着物を着ていくことはそのような参加者に敬意をあらわすことになるので、入学式で着物で浮くということはありませんよ。
また最近では着物を着てみたい、自分で着物が着れるようになりたいというお母様も増えています。
着物を着るということは日本の伝統文化でもあります。着物は洋服と違って着るための準備や道具が必要だったり時間もそれなりにかかりますし、着物を着るためにはある程度の着こなしやマナーも必要になってきますよね。
それだけに入学式に母親が着物を準備して着て行くことは、子供に対しても誠実で深い愛情の表現の1つとも取れますよ。
入学式の、特に20代から30代くらいのお母様におすすめしたいのが華やかな訪問着です。訪問着は準礼装と呼ばれ着物全体に柄があります。
着物の柄は菊や松竹梅、亀甲柄といったおめでたい柄の古典的なものがふさわしいでしょう。
色も明るいピンクやブルー、グレーがかった薄紫、淡い藤色などが華やかな印象になります。金彩が派手な訪問着もありますが、入学式などには控えめな古典柄をおすすめします。
入学式と卒業式に両方使える着物が付け下げです。付け下げは肩と袖と裾の部分に飛び柄のように柄があり、着物の柄自体は同じ柄なので統一感があります。柄が少なく控えめな印象になるので卒業式にも向いていますよ。
柄は古典的な花柄や亀甲柄など訪問着にもあるような柄をモチーフにしたものがよいでしょう。
入学式なら淡いベージュ、ピンク、卒業式なら紺やベージュもおすすめ。付け下げは柄が少ない分落ち着いた印象になりますので、40代からのミセスにおすすめです。
入学式も卒業式も万能な着物が色無地の着物です。素材は光沢のある正絹かちりめんをおすすめします。一つ紋といって紋が一つ入ると無地でも礼装になりますよ。
入学式や卒業式には、明るい紫や淡い色がよいでしょう。薄いブルーも若い女性に人気な着物の色です。
また無地のような細かい総柄になっている着物の江戸小紋も、入学式や卒業式の着物として使えます。
柄は細かいので無地感覚で着る着物になりますが、江戸小紋は伝統的な技法で染められている着物ですので礼装にふさわしいのです。
スーツのような感覚ですから卒業式にもむいています。その際色も淡い紫やグリーンがふさわしいでしょう。
いかがでしたか?
入学式は、お子様が新たなステージへと踏み出す大切な日。
そんな晴れの日はお母様も素敵な着物姿で、晴れやかな気持ちで見守ってあげましょう。
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