正しい初着(産着)の着せ方、あなたは分かりますか?当日焦らないための予行練習!
- お宮参り
- 2020.05.29
大人と違って帯もないし、着付けもないし簡単簡単
神社について、いざお参り!
と思っていたら、なんだか違うような・・・?
そんなことにならないために、正しい初着の使い方を画像付きで解説してみました。
お宮参りをお考えの方はぜひ、参考にしてみてください!
正しい初着の着せ方
まず画像のように背中が下になるように置いてください。
白やピンクのつるつるした無地の着物が内側に重なっていると思います。
それは長襦袢と呼ばれるもので、これも使います。
クリーニングなどに出してバラバラになっている場合は、着物の中に納まるように重ねてください。
新品やレンタルだとすでに2枚一緒になっているはずです。
胸の辺りに縫い付けられている平たい紐を、肩を通って袖口から通します。
ここが正しい着付けになるか、間違った着付けになるかのポイント!
必ず忘れないように両方とも通してください。
中からのぞくとこのような状態。
紐が通せたら、背中の柄が見えるようにひっくり返します。
両方の紐を持って赤ちゃんを抱っこした人の体に被せます。
画像のトルソーは赤ちゃんがいませんが、実際は赤ちゃんの顔が出るぐらいの位置に高さを調節します。
紐を背中側で結んで完成です!お疲れ様でした!
でんでん太鼓や張り子の虎、熨斗袋を持っている人はこの時に紐に通してください。
通し方に順番はありません。
間違った着せ方だとどうなるの?
正しい着せ方と間違った着せ方の違いは、紐を通すか通さないかの違いだけです。
そんなに違うの?とお思いでしょう。
では紐を通さなかった場合、どうなるのかを試してみました。
紐を通さないと袖が前に垂れてしまい、せっかくの柄が隠れてしまいます。
袖を横へ動かしても、動いているうちに元に戻ってきてしまいます。
柄も本来の位置より少しズレるので、被せた時や写真を撮る時に綺麗に柄が見えない恐れがあります。
忘れず、紐を袖口へと通してください!
まとめ
◆正しい着せ方のポイントは紐を袖口へと通すこと!
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