何を着るべき?結婚式に出る父。大事な日にカッコよく着こなすポイント

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何を着るべき?結婚式に出る父。大事な日にカッコよく着こなすポイント

  • モーニング
  • 2019.08.19

こんにちは。

 

お盆も終わり、8月もあと2週間。

9月になればもう少し涼しくなるかな?とついつい期待してしまいます。

 

秋は過ごしやすいおかげか、結婚式を挙げる方が多い時期でもあります。

今回は結婚式を控えたお父様の衣裳についてです。

 

 

 

結婚式当日、お父様方は何を着ているのか?


 

ずばり、モーニングコートです。

 

よく「お父さんの着るタキシードはありますか?」と聞かれますが、タキシードは新郎様が着る方

 

 

正確には、

 

昼間の最高礼装が、モーニング

夕方から夜の最高礼装が、燕尾服

 

昼間の礼装が、スーツ

夕方から夜の礼装が、タキシード

 

時間帯、開催場所の格式によって男性の服装は分類されます。

 

 

ですが、日本国内で結婚式を一般的な式場で挙げる場合はモーニングで問題ありません。

 

なによりお父様の衣裳が両家で揃っていることを重視してください。

一方がモーニングだけど、もう一方は燕尾服とかでなければ大丈夫です。

 

 

 

モーニングコートってどんなもの?


ベーシックな黒のモーニングコート

ベーシックな黒のモーニングコート

モーニングコートの後姿

モーニングコートの後姿

元は乗馬用だったことから、前の裾が大きく斜めにカットされているのが特徴です。

上着のボタンは一箇所だけで真っ黒。

ベストは黒かグレーで、ズボンはストライプなのが一般的です。

 

新たに内閣が発足した時、赤い絨毯の敷かれた大階段をバックにした集合写真。

あの時男性議員が着用しているのも、モーニングです。

 

お祝い事だけでなく、黒のベストに付いている白衿を外せばお葬式などにも使えます。

実は結婚式に限らず、幅広く使える衣裳なんです。

 

 

 

大事な日を着こなすポイント


 

基本はスーツと同じですが、いくつかモーニングならではの着こなしがあるので覚えてみてください!

 

〇ウィングカラー(立ち襟)とネクタイ

シャツのうなじ部分に付いている輪っかにネクタイを通してから結んでください。
ネクタイがずり上がるのを防止できます。

袖口はジャケットから1.5~2cmほど見える長さがベスト。

 

〇カフス

袖の内側どうしを重ねて、手の甲側から飾りが見えるように通して留めてください。

 

〇ジャケット

ボタンは右身頃の表裏に一つずつ付いている、お祝い事ならではの拝み合わせになっています。
正面から見た時左右対称に二つのボタンが見えるよう、裏側のボタンで留めてください。

 

〇靴下

長めの白黒の縞柄、もしくは黒の無地を履きます。
万が一見えてしまった時に備えて、くるぶし丈のような短いものや白の靴下は避けてください。

 

〇靴

光沢感の少ない黒革のストレートチップの内羽根式が最適です。
ストレートチップはつま先の切り替えが横一文字になっているもの。
内羽根式は紐を通すパーツが、甲の部分に巻き込まれるような状態で縫われているものです。

 

 

レンタルだと一式セットになっている所が大半です。

ただ靴と靴下、シャツの下に着る肌着自分で用意することになります。

 

 

まとめ

 

●新郎新婦のお父さんはモーニングを着る

●ジャケットの前が斜めに大きくカットされているのがモーニング

●立ち襟を着る場合はネクタイを後ろの輪に通す

●ジャケットのボタンは裏側に付いてる方で留めて、拝み合わせにする

●靴と靴下、肌着を忘れないように

 

 

 

いかがだったでしょうか?

しっかり着こなして、カッコいいお父様を目指してください!

 

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