七五三の次のイベント、十三参り!愛知県知多半田ならどう行く?何を着る?
- 十三参り
- 2019.08.23
こんにちは
少し涼しくなり秋を感じるせいか、子供のお客様が増えてきました。
お子様が主役と聞けば、七五三が真っ先に思い浮かぶ人も多いのではないでしょうか?
今回は意外と知られていない七五三の次のイベント、十三参りをご紹介します!
そもそも十三参りとは何?
13歳になる男の子と女の子が幸福と財産、知恵を授かるために、虚空蔵菩薩(こくうぞうぼさつ)を祀っている寺社にお参りすることです。
虚空蔵菩薩は、広大な宇宙のような無限の知恵と慈悲を持った菩薩様のこと。
「知恵もうで」「知恵もらい」ともいいます。
13歳という年齢は、男の子にとっては半元服、女の子にとっては髪上げの儀式が昔行われていたことから来ています。
半元服とは、本来15歳でする本元服の前に略式でする元服のこと。
髪上げの儀式は、子供時代の髪型を大人の髪型に変える儀式。
どちらも大人の仲間入りをするイベントでした。
また、数え年の13歳は人生最初の厄年でもあり、厄払いも兼ねている行事です。
いつ行く?何を着る?
〇お参りの時期
本来は旧暦の3月13日、今の4月13日頃です。
寺社によっては広く期間を設けていたり、数日に分けて行っているようです。
〇どこへ行く?
虚空蔵菩薩を祀っているお寺や神社に行くのがベスト。
近くにそういったところが無い場合は、お宮参りをした神社で大丈夫です。
〇何を着る?
正装であれば、男の子は羽織袴。
女の子は大人サイズの振袖を肩上げをして着ます。
最近だとワンピースにスーツといったフォーマルな洋装も増えてきたようです。
付き添いでお母様やお父様も和装を着る場合は、お子様の衣裳より格が低い着物を選んでください。
お子様が羽織袴・振袖ならば、
お母様はつけ下げや小紋、お父様なら着流しなどにして、
子供様が主役になるよう上手に引き立ててください。
十三参りの実例
カネマタ衣裳店がある愛知県半田市では、毎年半田市観光協会が中心に十三参りを開催しています。
当店で衣裳をレンタルされる方のほとんどは、成人式で着る中振袖より少し袖が短い、小振袖(二尺袖)を着用されています。
元々十三参りや小学校の卒業式向けに作られている着物のため、中振袖より軽くて動きやすいのでオススメです。
柄も年齢に合わせたかわいらしい色や雰囲気でデザインされています。
中振袖は13歳でも、背が高くしっかりとした体つきの子にオススメ。
多少大きな柄や大人っぽいデザインでも着こなせると思います。
当日を友達同士でお参りする子たちも多く、ご予約・衣裳選びも一緒に済まされています。
仲良くお揃いコーデなんかも友達同士ならではですよね。
また、スタジオで写真撮影をしておけば外の天候に左右されないので、オススメです。
七五三の次に写真を撮る機会となると、しばらく無くなってしまうので十三参りをきっかけに家族写真もいいと思います。
まとめ
●十三参りとは神社やお寺に知恵や幸福を授かりにお参りに行くこと
●13歳で行うのは、昔の大人になる儀式の流れから。厄払いを兼ねているから
●男の子は羽織袴、女の子は振袖を基本は着用
●洋装ならスーツ、ワンピースなどのフォーマルな格好で
●付き添いの方の着物はお子様より格を落として
●十三参りをきっかけに家族で写真撮影もオススメ
いかがだったでしょうか?
想い出に残る十三参りになることを願っております!
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