和装の結婚式!!白無垢、色打掛の豆知識。和装の小物はどんなものがあるの??
- 結婚式
- 2019.10.06
ウェディングドレスの結婚式も多いですが、和装の結婚式もとても日本らしくて素敵ですよね。
そんな和装の、白無垢や色打掛の豆知識や、和装の小物について理解しているとより一層和装の結婚式を楽しめるはず!
白無垢、色打掛の豆知識
〇白無垢
最も格式の高い正礼装で裏表白一色で仕立てられた着物の事。挙式の時に着用されます。
「相手の家の色に染まるように真っ白のまま嫁ぐ」という意味が有名ですが他に、生まれた家での人生を終え「あの世の者」となり、白無垢を着て角隠し角を隠し婚儀を行うことで、婿の家の者として生まれ変わるという意味もあります。
〇色打掛
色地の仕掛けに金箔や刺繍がされている羽織の事。昔は白無垢より格下の装いでしたが、現在では正礼装とされています。
室町時代に武家の婦人の秋から春にかけての礼服として打ち掛けて羽織られていたのが始まりです。
江戸時代に入って豪商や富裕な町家でも着られるようになり、次第に一般にも婚礼の礼服として普及しました。
和装の小物はどんなものがあるの??
〇懐剣(かいけん)
武家の女性が嫁ぐ際、自分の身を守るため身につけた布袋に入った短剣。魔除の意味も込められています。
〇抱え帯び
打掛けを着たとき帯の下の位置に結ぶ細い帯のことです。裾を引いた着物が日常着だった頃、抱え帯で長さを短くはしょった実用品が由来です。
〇綿帽子
真綿を引き延ばし作ったかぶり物。もともとは防寒用に被っていたものが原型で、後に婚礼衣装のひとつとなりました。
『結婚相手以外に顔を見られないように』という意味が込められています。
〇角隠し
婚礼の際の花嫁のかぶりもの。挙式の際に使用され白無垢・色打掛・引き振袖に合わせる事が出来ます。
角隠しには、怒りや嫉妬の象徴である角を覆い隠すことで、おしとやかな妻になるという意味が込められています。
着ることの少ない和装だからこそ、結婚式という一生に一度のイベントで着てみてはいかがでしょうか?
きっと忘れられない、素敵な思い出になりますよ。
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