お宮参りの産着!どんな柄に、どんな意味があるの??
- お宮参り
- 2019.10.15
お子様の初めてのイベントであるお宮参り。
その際に着用する産着の柄には一つ一つ意味や願いが込められており、「こういう人に育って欲しい」という願いを込めて柄を選んだりします。
今回はそんな産着の柄、それぞれの意味についてご紹介します。
【男の子】
鷹
はるか遠くまで見通す目には、「先を見通す力」「物事の本質を見抜く力」を持って欲しいという願いが、獲物をがっちりと掴む鋭い爪には一度掴んだ運や幸運をしっかり掴んで離さないという意味が込められています。
鷹狩りは古くから身分の高い人立ちに好まれた権威の象徴で、そこから男の子の出世を願う思いも込められています。
兜・軍配
兜には、大事な頭を保護することから邪気や災厄から男の子を守り、健やかな成長を願うお守りとしての意味があります。
軍や組織を動かすリーダーのように、知力や決断力、行動力に溢れた子に育って欲しいという願いが込められています。
打出の小槌
打出の小槌には願い事を唱えながら振ると様々な物が出てくるとされ、一生物に困らない様に、願いが叶うようにという意味が込められています。
【女の子】
桜
年度初めの春に咲くことから、物事や物語の始まりに縁起がいいとされています。
毬
平安時代に流行した蹴鞠は貴族の遊びであったことから、毱は高貴さや気品を表すものです。丸い鞠にはその形から丸く収まる、丸々と穏やかに成長しますようにと願いが込められています。
束ね熨斗(のし)
これは多くの人から祝福を受けていること、またその幸せを周囲の人たちと分かち合って欲しいという意味があります。
この文様は贈り物としての気持ちや人と人との絆、繋がりを表し、その長さから長寿の象徴でもある、めでたい柄です。
大切なお子様の成長に願いを込めて、御家族皆様のお気に入りの1点を見つけてみてはいかがですか?
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