お宮参りの産着は七五三で使えるの?
- 七五三
- 2019.11.18
みなさんはお宮参りに使った産着はどうされていますか?
せっかくの素敵な産着をそのまま使わなくなるのはもったいない。
産着が七五三で使える、と聞いたことがある方もいらっしゃるはず。
今回は産着を七五三でも使うにはどうしたらいいのか、詳しくご紹介していきます。
【産着は七五三で使えるの?】
A.仕立て直しをすれば使えます。
赤ちゃんの時に着た産着は、三歳の祝い着に直して着ることが出来ます。
【仕立て直しは何をするの?】
産着を七五三の祝い着に仕立て直すというのは、袖口作り、腰上げ、肩上げをして、産着を子供の着物の形に作り変えるということです。
産着は反物でこそありませんが、正しい着物の形をしているわけでもありません。
例えば、袖口は広口と言われるもので、一般的な着物のような袖を通すところがありません。
【仕立て直した産着は何歳まで着られるの?】
◯男の子
男の子の場合、産着から作り直した着物を着ることが出来るのは三歳ぐらいまでと言われています。
五歳だと前の合わせが足りなくなる恐れがあるからです。
◯女の子
女の子の場合、産着を仕立て直して七五三の着物にするのであれば、三歳の祝い着に仕立て直すことになります。
三歳の七五三でも着られるようにと産着のサイズに余裕を持たせてあるので、産着を直して三歳の祝い着として着るのは全く問題ないでしょう。
また作り直す際に腰と肩に上げを作るので、この腰上げ、肩上げを調整することで多少大きくなっても着物を着ることが出来ますよ。
五歳ぐらいまでは三歳の祝い着を着ることが出来ると言われています。
【どこで仕立て直してもらう?】
一般的には、産着を購入した呉服店などで仕立て直しをお願いします。
呉服店や着物を取り扱っているお店であれば、大抵の場合産着を祝い着へ仕立て直ししてくれます。
ですが繁忙期は混み合うことが予想されますので、事前に問い合わせてみると良いでしょう。
お宮参りでも着た産着を、七五三でも着られるとすごく思い入れの詰まった着物になります。
素敵な着物をその時の想い出と共に、一生の記念のものとしてこれからも残してみてはいかがですか?
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