お宮参りは絶対に御祈祷が必要?お参りの作法は?
- お宮参り
- 2019.11.29
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お子様のお宮参りは、しっかり行ってあげたいですよね。
ただ、神社に予約をしてちゃんと御祈祷をしないとお宮参りにはならないのかな?と悩んでしまう方もいますよね。
そんな今回は御祈祷は絶対にしなければいけないのか、参拝の時の作法はどんなものなのかご紹介します。
【ご祈祷は絶対にやらなければいけない?】
A.参拝のみでも大丈夫です。
お宮参りでは、神職に祝詞をあげてもらい、赤ちゃんの平安無事や今後の健やかな成長を祈る「祈祷」を行ってもらうことが一般的なスタイルとなっています。
しかしお子様やお母様の体調やご家庭の都合などで、祈祷を依頼するのが難しいというご家庭も少なくありません。
そんな場合はお宮参りを「赤ちゃんを連れての参拝のみ(初詣と同じような方法)」という略式スタイルにしても問題はないですよ。
気持ちだけでもお賽銭をきちんとお納めして、お子さんの無事を丁寧にお祈りしましょう。
和装や礼装が難しい場合には、襟付きのシャツやサンダルなどは避けたりと、きちんとした服装でお詣りをするようにして下さい。
【参拝をする時の作法】
お宮参りを参拝のみで行う場合にも知っておきたい、基本の「お詣り」の作法を確認しておきましょう。
1. 鳥居をくぐる前には一揖(いちゆう:浅いお辞儀)を必ずします。
鳥居の内側は神様の領域ですので帽子を被ったままはNG。
服装を整えて、背筋を伸ばして歩きます。
2. 手水舎(ちょうずや)で手・口を清めます。
右手に柄杓を持って水をためたら左手に水をかけて清め、柄杓を持ち替えて反対の手も洗います。
再度柄杓を持ち替えて、左手のてのひらに水を貯めて、口を濯ぎましょう。
最後に柄杓を前に向かって立てると、柄の部分を残った水で洗うことができます。
3. 拝殿の前まで来たら、背筋を伸ばして一揖をします。
4. 鈴や銅鑼(どら)がある場合には、ここで鳴らして音を出し、神様に赤ちゃんの到着を知らせます。
5. お賽銭を入れます。
音を立てて入れるのはNGです。静かに丁寧に賽銭箱に落としましょう。
6. 神社に向かって2回、90度の深いお辞儀をします。(二礼)
7. 両手を広げて、大きな拍手(柏手)を二回行います。(二拍手)
8. もう一度、90度の深いお辞儀をします。(一礼)
神様へのご挨拶等はここで心の中で行いましょう。
仏教(お寺)での作法とは異なり、手を合わせての「合掌」はしません。
9. 最後にもう一度一揖(いちゆう)をしてから拝殿の前を離れると、より丁寧で礼のある参拝と言えます。
大切な行事ではありますが、産後間もない時期に行う場合は何よりもお子様やお母様の体調を第一にしてくださいね。
参拝だけの場合もしっかりと敬意を払って、お子様のこれからの無事をお参りしましょう。
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