成人式は綺麗な動作で振袖美人になろう!
- 振袖
- 2019.12.16
成人式で初めて着るという方が多い振袖。
そもそも着物自体が初めて、という方もいるかもしれません。
慣れない振袖だと普段はできる動きも難しく、ぎこちない動きになってしまうはず。
ですが正しい動き方を知っていれば、いつ見られても恥ずかしくないですよ。
今回は振袖での綺麗な動作についてご紹介していきます。
【振袖での綺麗な動き方】
◯立っている時
・猫背はNG
・背筋をしっかりと伸ばす
・手元は前に、足は内股気味に
振袖を美しく見せるために猫背は厳禁です。背筋をしっかりと伸ばすことで、振袖の鮮やかな絵柄も良く見えるようになりますよ。
手元は前で軽く揃え、足を内股気味して立つとよりおしとやかな印象に。
写真写りにも関わってくる立ち姿は、振袖の立ち居振る舞いのなかでも重要なポイントのひとつです。
◯歩く時
・歩幅を狭く、内股気味に歩く
・大股にしたり、足を広げないこと
振袖を着るときは、歩幅を狭く、内股気味に歩くと美しい姿を維持できます。
がに股歩きのように大きく足を広げた歩き方は見た目が悪いだけでなく、裾が広がってしまい、綺麗に着付けた振袖が着くずれる原因となってしまうこともあるのです。
家から会場への移動時や会場内を移動する時など、少し意識をするだけで美しい歩き姿を印象付けることができますよ。
◯椅子に座る時
・いつもより浅く腰掛ける
・背もたれにもたれない
・袖は膝の上に
成人式の会場では、座っている時間が多くあります。
座るときのポイントとしてよくあげられるのが、座る深さ。
振袖には帯があり、背もたれに背中をつけると潰れてしまうので態勢は避けてください。
振袖を着るときは、いつもより浅く腰かけることを意識して、袖は膝の上に。
こうすることで、袖が汚れることもなく、美しい姿を見せることができるでしょう。
◯階段の上り下りをする時
・まず袖を片側にまとめ、腕に掛けるようにして持つ
・裾を軽くつまむ
階段の昇り降りをするときに気を付けたいのが、裾と袖。
うっかり裾を踏んでしまっては、楽しい気分も台無しになりかねません。
階段を使うときは、まず袖を片側にまとめ、腕に掛けるようにして持ちます。その後で、裾を軽くつまむ程度にすると優雅な姿になりますよ。
◯車の乗り降り
・車に乗る時はお尻から
・裾は地面につかないように軽く畳む
車に乗る時は、頭からではなくお尻から。頭から乗ると乗りにくいだけでなく、見た目的にもあまり良いものではありません。
袖は地面につかないよう軽く畳んで手元で押さえ、お尻から座るようにします。
その後で足を内側に回転させて体全体が車に入るようにすると、着くずれの少ない乗り方ができます。
降りるときは反対に、両足を揃えながらゆっくりと身体を外へと回転させましょう。
◯トイレへ行くとき
・袖をひとまとめにし、落ちてこないようにする
まず、袖を一ひとまとめにし、帯締めに挟むまたは、クリップで止めるなど落ちてこないようにします。袖が落ちてこなければいいので、止め方はなんでもかまいません。
袖の処理をしたら、次は裾をゆっくりと裏返すようにして持ち上げ、袖と同様にしてクリップなどで落ちないように止めます。
長襦袢や着物を一度に持ち上げるのではなく、順番に一枚ずつ持ち上げていくと綺麗にまとまります。
いかがでしたか?
正しい動き方や姿勢はそんなに難しいものではありません。
この動き方を実践して、成人式は誰よりも振袖姿が素敵な振袖美人になりましょう。
フォローして頂くとコラムの更新を見逃しません。
質問も受け付けています。
Instagram:kanemata_isyouten
Twitter:@Kanemata_Isyou
Facebook:カネマタ衣装店