お宮参り!お祖母様の着物は?コーディネートはどうする?
- お宮参り
- 2019.12.29
お孫さんのお宮参りに参加されるお祖母様。
和装で揃える場合、どの着物がいいのか悩まれる方も多いのでは?
そこで今回は、お宮参りに参加するお祖母様の着物、着物のコーディネートについてご紹介します。
【お宮参りに参加するお祖母様の着物は?】
〇色無地や訪問着が人気
お宮参りのお祖母様のお着物、近年では「色無地」や落ち着いた色柄の「訪問着」が人気となっています。
お祖母様のお着物もかつては「黒留袖」が基本でしたが、五つ紋黒留袖は最高格の正装であり、洋装で言えばブラックフォーマルに当たる着物。
例えばお祖母様が黒留袖をお召になる場合、お祖父様やお父様も五つ紋付きのお着物に袴を合わせた正礼装をするか、洋装であればモーニングなどを着なくてはバランスが取れません。
近年の男性は、洋装の場合には準礼装であるブラックスーツか略礼装である落ち着いた色合いのダークスーツをお召しになることが殆どです。
またお母様が洋装をされる場合にも、フォーマル用のワンピースなど略礼装をされる方が多いですよね。
お祖母様お一人が正礼装をされるより、一つ紋色無地・訪問着といった準礼装・略礼装をされた方が、ご家族皆様での装いの調和も取れますよ。
【お宮参りのお祖母様の着物コーディネート】
〇合わせる帯
お宮参りで色無地やシンプルな訪問着を着る際は、袋帯や名古屋帯を合わせるのがおすすめ。
帯の中では袋帯は格が上でフォーマルな場に適していますが、夏の暑い時期に袋帯を合わせるのが負担に感じる方は、おめでたい柄の入った名古屋帯を合わせるのがおすすめですよ。
〇長襦袢の色
長襦袢の色は白色を選ぶのがベターです。
ご家族の方が紋のない着物を着る際は、クリーム色や淡いベージュ色の長襦袢を選んでも問題ありませんよ。
襟の部分にシミやよごれがないかも事前に確認しておきましょう。
〇草履・バッグ
一つ紋色無地に礼装用の袋帯を合わせるということであれば、草履やバッグは結婚式等にお使いになるフォーマル用の礼装バッグでも問題ありません。
ただ名古屋帯・軽めの袋帯を合わせる場合には、草履・バッグももう少し気楽なエナメル製等を合わせた方がバランスが取れます。
薄いグレー、淡いクリーム色等のお色味はどのようなお着物とも合わせやすくおすすめですよ。
いかがでしたか?
着物もコーディネートも、ご家族の皆様と合わせられると素敵にまとまりますよ。
お孫さんの健やかな成長を願う大切な行事、ご家族みなさまの素敵な想い出にして下さいね。
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