着たい色で似合う振袖を探す方法
- 振袖
- 2020.07.31
こんにちは。
着たい色と似合う色は違う。
よく聞く言葉ですが、どうせなら
着たい色な上に似合うのが一番いいに決まってます。
そんなワガママを振袖でどうやって叶えるか、
貸衣裳店のスタッフ目線でご紹介します。
【基本の3ステップ】
①着たい色をまず着てみる
②同じ色でも、濃淡や明るさの違うものを何着か着てみる
③着た状態を比較して顔色がよく見えたのは
どの着物か、どんな色か分析する。
私たちスタッフがお嬢様方から「この色が着たい」と言われた時、
特にどの色が似合うのか探す方法もだいたいこの流れです。
①着たい色をまず着てみる
店内にある振袖でまず着てみたかった色を羽織ってみてください。
1着だけだとピンと来ないと思うので、2、3着羽織ってみて比較します。
何枚か着てみるとさっきの方がよかったかな、とか
今の方が好きだなっていうのが出てくるはずです。
②同じ色でも、濃淡や明るさの違うものを何着か着てみる
赤一色を取っても、
明るい赤がいいのか、暗い赤がいいのか。
朱赤なのか、ワインレッドなのか。
たくさんの ”赤” があります。
その中で、肌により似合う赤を実際に羽織って比べることで見つけていきます。
③着た状態を比較して顔色がよく見えたのはどの着物か、どんな色か分析する。
濃い赤を着て顔が暗く見えるなと思ったら、明るい赤を。
黄色っぽい赤だとしっくり来ないなと思ったら、ピンク味の強い赤に。
そんなことを繰り返していると、お嬢様ご自身でも
この色と相性がいいなというのが見えてくると思います。
【着たい色がそもそも全くダメだった場合】
そもそも赤自体が全く似合わなかったというなら、地の色が赤ではないのを試してみてください。
柄は赤だけどベースの色が違うだけで印象がぐっと変わるはずです。
顔周りは白やクリームで途中から赤のグラデーションになったタイプなどは
幅広い肌色の方にオススメで、特に健康的なオークルの方に試していただきたいです。
いっそのこと、小物を赤にしてアクセントにするのはどうでしょうか。
身にまとうことは出来ませんが、差し色としてお好きな色を際立たせることが出来ます。
顔周りから、赤を出来るだけ減らし代わりに似合う色で固める作戦です。
似合う赤がないという時、こういう取り入れ方もあることを思い出してみてください。
【スタッフから】
振袖は特にたくさんの色の幅があります。
着たい色だけど似合わないから諦めるのではなく、もう少しだけ探してみてください。
案外見つかるかもしれません。
後悔のない振袖選びになることを願ってます。
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