卒業式の袴に必要なもの(着付に必要な小物類編)
- 卒業式用袴
- 2019.01.10
卒業式と聞けば、
どんな着物を着ようかな、何色の袴にしようかな、帯は無地にしようか柄入りにしようか・・・
とワクワクですよね♪
着物の醍醐味です。
でも忘れてはいけません。
着物を着る時には必要になる大事な小物がたくさんあります。
今回はそういった欠かすことの出来ない着付に必要な小物類をご紹介します!
まず着付に必要な小物類から
(ネットにて着物と袴の上下セットでレンタルしてくださった方には着付け小物は無料サービスとなります)
○肌着・裾避け・・・綿やポリエステルなどで出来た白い柔らかいシャツのようなものです。上下セパレートのタイプと、一体となったワンピースタイプの大きく分けて2タイプがあります。着物の時の下着です。
○衿芯・・・細長い硬い素材で出来たものです。メッシュの柔らかいものやプラスチック素材、布に覆われたものなどがあります。襟の形をキレイに立体的に保ちます。
○腰ひも・・・正絹やポリエステル、毛でできたもの(通称モスリン)などがあります。襟が開かないように縛って固定したりおはしょりを作って長さを調整したりします。
○伊達締め・・・マジックテープ式と正絹、ポリエステルのような結ぶ式がある、腰ひもより巾が広いひものことです。腰ひもでしばった上から押さえ、緩まないように補助する役目があります。合計2本必要です。
○コーリンベルト・・・胸元の襟が開いてこないように着物を挟んで固定する、両先がクリップになったゴムベルトです。
○前板・・・帯にシワがはいったりよれたりしないようにする胴体に巻く、厚紙などでできた板のことです。前板の半分ぐらいしか長さの無い、後ろ板とは使う場所が異なるので注意が必要です。体の正面に当てたとき脇から脇に十分行き届いたら前板のはずです。
○タオル・・・着物の不要なシワを減らしキレイに見せたり、帯やひも類が体に食い込むのを防ぐために使います。普通のフェイスタオルが4~5枚あれば十分です。
○足袋orタイツ・ストッキング・・・草履を履く場合は足袋が、ブーツの場合は出来ればブーツと同色のタイツやストッキング、靴下が必要になります。ブーツと同色であれば歩いたり座ったりして袴が持ち上がりうっかり足首が見えても分からないのでオススメです。
振袖を成人式で着られた方はこれらは全てお持ちだと思います。
振袖でしか使わない小物を抜けばそのまま使えます。
また、これらはあくまでも当店でのお支度される場合での目安で、着付け師さんや美容室の先生によってはコーリンベルトを使わずに腰ひもで胸元を押さえるといった方もいるので、着付される所に一度確認するの方がオススメです。
店頭でもネットでのご利用でも、あらかじめ本数の指定や使わないものを外して欲しいなどのご要望があればお応えできるかと思います。
お気軽にお申し付け下さい。
そして他には
○長襦袢・・・着物のすぐ下に着る、正絹やポリエステルでできた下着の一種です。着物と同じ大きさで作られていて、着た際に着物の形を整える役割があります。
○半衿・・・長襦袢の衿に縫い付けて使う細長い布のことです。無地のものもあれば刺繍やプリントがされてあるものもあります。洗濯のために長襦袢から外してそのまま忘れてしまってるということがあるので、着る際は必ず長襦袢に縫い付けてある必要があります。
○草履orブーツ・・・どちらを履かれるかで袴の長さや仕上がりの印象が変わってきます。学校までの道のりや一日の流れ、好みで選ぶといいでしょう。また詳しく紹介させていただきます。
○巾着・・・大きな荷物とは別に貴重品だけを巾着に入れて持ち歩いている方が多いようです。当日のコーディネートのアクセサリーの一つのように楽しんでみてください。成人式で草履バッグをお持ちの方はそちらを使っていただいても問題ありません。
着物と帯、袴以外に着る際これだけのものが必要になってきます。
改めて見るとなかなかの量ですよね
記事を読んでみたけど、何が何だかよく分からないぞ!?という方は(ご説明が足りず申し訳ありません・・・)お気軽にご相談ください。
店頭にお持ちいただいたり、写真をLINE@やメールなどで送って下されば遠方でもお手伝いできるかと思います。
草履だけ、巾着だけ、着付小物だけといった単品レンタルも受け付けています。
ぜひお問い合わせください。
皆様の卒業式がよい一日なることを願っております!
小物一覧
草履No.68 ピンク地 赤鼻緒・・・¥1,500
巾着No.864 白赤 ピンク桜刺繍・・・¥1,000