結婚式の母親!黒留袖と色留袖の違い、選ぶときのポイントは??
- 留袖
- 2019.10.04
お子様の晴れ舞台である結婚式。
その結婚式でお父様がモーニングコート(洋装)、お母様が留袖(和装)の組み合わせが一般的です。
留袖には黒留袖と色留袖があります。
その2つの違いや、留袖を選ぶときのポイントをご紹介します。
黒留袖、色留袖、2つの違い
〇黒留袖
留袖は和服の1つで既婚女性が着用する最も格の高い礼装です。染め抜き五つ紋、江戸褄模様、総比翼がついたものが一般的で用途は祝賀用となります。
身内の結婚式や仲人の席など、立場の重い列席者となる場合に着用します。
現代では、袖が短く、着物の裾部分に模様が入った着物のことを留袖と呼びます。
新郎新婦の両親以外にも、祖母、姉妹、伯母(叔母)といった親族や仲人の立場で着ることができます。
〇色留袖
地色が黒以外のものです。紋を付けずに訪問着の様に着ることもありますが紋が付いていれば黒留袖と同じ格になり母親が着ても大丈夫です。
〇黒留袖と色留袖の違い
黒留袖は黒地に染め抜きの五つ紋をつけた絵羽裾模様で現代では既婚女性の第一礼装とされています。
色留袖は黒地以外の裾模様で未婚の女性の方でも着用できる衣装です。
五つ紋以外にも三つ紋や一つ紋のものもあり、紋が多いほど格が高くなっていきます。黒留袖と五つ紋の色留袖が同格の位置につきます。
選ぶときのポイント
〇留袖「新郎新婦の母親」
母親は花嫁に次ぐ主役です。上品かつ適度に華やかな柄がおすすめです。
〇「年配の方」
裾模様の面積が小さく、模様の位置が低いほうがよいでしょう。裾の方にすっきりした模様が入っている落ち着いたデザインがおすすめです。
〇「若い方」
裾模様が大きめでひざ上程度にまで美しい色や柄がくる華やかなデザインがおすすめです。
お子様の一生に一度のとても大事な晴れ舞台、ご両親にとってもお子様を送り出す大事なときですよね。
ぜひ素敵な留袖を着て、素敵な笑顔で送り出してあげましょう。
フォローして頂けるとコラムの更新を見逃しません。
ご質問なども受け付けています。
Instagram:kanemata_isyouten
Twitter:@Kanemata_Isyou
Facebook:カネマタ衣装店