着物(振袖・卒業式用袴)を試着するとき、気をつけたいこと

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コラム

着物(振袖・卒業式用袴)を試着するとき、気をつけたいこと

  • 振袖
  • 2020.07.20

 

こんにちは、カネマタ衣裳店です。

 

例年だともう一週間後には夏休みでしょうか?

お店的には長い休みを利用して振袖や卒業式の袴を探しに来るお嬢さん方が増える時期でもあります。

今年は夏休みが短くなるそうなので、忙しそうですね。

 

貴重な休みを無駄には出来ない!

という訳でお店に行って

着物を選ぶ時、試着の時に知っておけばよかった〜

ということをまとめてみました。

 

 

 

【着物屋へ行くとき、気をつけたいこと】

 

♦︎ドルマンスリーブは選ばない

♦︎シワになっても困らない服にする

♦︎タートルネックは着ない

♦︎スカートは避ける

♦︎(悩む人は)あまり大人数で見に行かない

 

概ね服装のことです。

 

 

 

服装について

着物はウエストで紐を縛って着用します。

試着の場合、すでに着ている服の上から羽織って締めます。(洋服みたいに脱ぎません)

 

ドルマンスリーブだと袖が巻き込まれて腕が上がらなくなってしまいます。

また帯から小物まで決めてる間に、下に着ている服はシワになります。

試着後予定のある方は注意です。

 

 

冬に着ることが多い、厚手のセーターなんかも体型が変わってしまい

正確なサイズ感が分からなくなるので止めた方がいいです。

 

タートルネックは首元から見えてしまいます。

着物の色や雰囲気とかけ離れた色のタートルネックが覗いていると、

当日に着用した時のイメージとズレが出てしまいます。

着物と、肌の色や顔立ちが合っているかどうかを見たりもするので、避けていただいた方がいいです。

卒業式袴の試着の様子

着物も落ち着いた色なのであまり違和感がないですが、首元からタートルネックが見えてしまっている様子

 

 

スカートも巻き込んだりめくれ上がったりするので避けた方がいいです。

 

なのでオススメの服装は、パンツスタイルに衿ぐりが広めに開いた、薄手のトップスを合わせた格好になります。

呉服屋や貸衣装店に行くよって時は思い出してみてください。

 

 

 

 

服装とは違う注意点

 

これは悩まれるお嬢様に向けてのことです。

 

出来るだけ他の人の意見を聞こうとご家族や友達と来られるのはいいのですが、

大抵余計悩まれます。

 

船頭多くして船山に登るとか言いますが

あっちこっちから様々な意見が飛んで来るので、

どれが自分の本当に着たい衣裳なのか、ちゃんと似合っているのか

分からなくなってしまう方が多いです。

 

この人にお任せ!と言えるぐらいの人とだけ行くのがオススメです。

 

こういうのが着たいというイメージがあったり、好みがハッキリした方、

悩まれない方は問題ないので大人数でも大丈夫だと思います。

 

 

どっちがいいかな〜悩むな〜ぐらいならいいのですが、

悩み過ぎて自分が着たいものすらわからなくなる姿はなかなか苦しそう

見ているこちらも辛いです。

 

青い振袖を着た若い女性

衣装を選んでいる時も楽しんでいただきたいので

よければ覚えておいてください。

 

 

 

【まとめ】

着物を試着する時は、

当日の着用イメージがしやすいように、体のラインが分かりやすい服装で!

パンツスタイルに、衿ぐりの開いた薄手のトップスを合わせるのがオススメ!

悩む人はあまり相談する人を増やさない!

 

 

衣装を選ぶ時から記念日は始まっています。

楽しんでくださいね!

 

 

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