お宮参りの初着(産着)はどう着る?着るタイミングなどは?
- お宮参り
- 2020.01.23
お子様のお宮参りで着る、初着。
お宮参りが初めてで、初着の着方など詳しいことは分からないお母様も多いはず。
分からないままだと、当日にアタフタしてしまうかも。
そこで今回は、産着の着方や着るタイミングなどをご紹介していきます。
【お宮参りの初着、どうやって着る?】
まず、お宮参りの初着の着方の手順を知っておきましょう。
1. 羽織着物と襦袢を重ね、紐を左右の袖にそれぞれ内側から外へ通します
2. 赤ちゃんを横抱きにし、羽織り着物の背中が前になるように当てます
3. 赤ちゃんを抱いている人の肩と腕の下から背中側に紐をまわし、ちょうちょ結びにします
赤ちゃんにスタイ(よだれ掛け)をつける場合は着物を羽織る前につけておき、最後に着物の外に出すようにするのがオススメです。
熨斗袋やデンデン太鼓などを使われる場合は、後ろの結び目に通してください。
【初着を着せるタイミングは?】
実のところ、初着を赤ちゃんに着せるのにベストなタイミングはケースバイケースです。
例えば車や電車でお参りをする神社まで行くときには、神社についてから初着を着せてあげた方がいいでしょう。
家を出る際には普段身につけているベビー服を着せておき、現地に到着した後に初着を羽織ります。
神社では手水舎で軽くお清めをする必要があるので、衣裳を濡らさないために済ませてから着せるのがオススメです。
歩いて行ける家の近所の神社などにお宮参りをするときには、家から初着を着ていっても大丈夫です。
暑い季節などは赤ちゃんが苦しくならないように注意してください。
【初着を着せる際の注意点は?】
初着を着せる時には、赤ちゃんの呼吸や体温調整などに影響を与えないようにするのが基本です。
気温が高い真夏などにお宮参りをする場合は、内側の襦袢を外して着用した方がいいこともあります。
赤ちゃんが汗をかいてしまうような状態は避けた方がいいので、季節やその日の気温に合わせて身につける衣装も調整しましょう。
長い間しまい込んでいた初着を着せる場合は、防虫剤のニオイなどが布地に移っていることもあります。
このようなニオイがついていると、赤ちゃんにとっては嫌かもしれません。。
アレルギーなどがなくても、せっかくのお参りを赤ちゃんも笑顔で過ごして欲しいもの。
着用する前にはハンガーなどに吊るして、ニオイを取っておいた方がいいでしょう。
まとめ
赤ちゃんがいると予測できないことがたくさん起こります。
大事な一日を失敗なく過ごすためにも、出来る準備はしておきたいもの。
当日をスムーズに、赤ちゃんにもご機嫌でいてもらうためにもご家族みんなで協力して頑張ってください。
素敵な1日になることを願っています!
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